ボードゲーム

オススメボードゲーム〜”クアルト!(QUARTO!)” シンプルルールだけど戦略的&温もりのあるフランスのゲーム、インテリアにもGood!

ボードゲーム”QUARTO!”の紹介です。購入を検討している方の参考になれば幸いです。

基本情報

ゲームの目的・終了

同じ特徴(色・形・高さ・穴の有無のいずれか)を持ったコマを縦・横・斜めのいずれかに4個並べたら勝ち。いわゆる”三目並べ”や”○×ゲーム”とゴール・目的は同じです。

プレイ人数:2人用(将棋やチェス同様、完全に二人で競うゲームです。)

所要時間:10〜20分(どこまで熟考するかによって、時間は大きく変わります。)

結論:ちょっと楽しみたいときにオススメ。部屋のインテリアとしてもGood。

おすすめポイント

ルールが簡単ゲームの流れがシンプル(毎ターンで行うこと)

ルールはとても簡単。

Step1  → Step2 

Step1 :(Player B) 場に集められたコマの中から一つを選んで、Player Aに渡す
Step2: (Player A) Player Bより渡されたコマを4×4(16マス)のいずれかに配置する

たったこれだけ、これらを交互に繰り返すだけです。
同じ特徴(色(濃/淡)・形(○/□)・高さ(高/低)・穴(有/無)のいずれか)を持つコマを縦・横・斜めのいずれかに4個並べることができたら、“クアルト!(QUARTO!)”と宣言することで勝利、ゲーム終了となります。
全てのコマがボード上に置かれても、同じ特徴を持った4個のコマが並ばなかった場合(実際には並んでいたが”クアート(QUARTO)”を宣言し忘れた場合も含む)は引き分けとなります。
つまり長くても16ターン(8ターン×2人)でゲームは終了します。

簡単だけど戦略的

すでに書いたとおり、ゲームの目的(ゴール)は○×ゲームと同じですが、非常に戦略的なゲームです。理由は二つ。


①”相手が選んだコマ”を自分が置く
自分のターンの最初に、”(自分ではなく)相手がコマを選ぶ”というところが、ユニークなポイントです。つまり相手の選んだコマによって戦略が変わるので自分の思い通りにならないのです。相手がどのコマを選ぶかまで考え出すとどんどん深くなっていきます。

②盤面のコマは両者のもの
盤面に配置されたコマは所有者の概念がありません。盤上のコマは両者のものです。つまり自分が揃えようとしている列は相手にとっても同様です。つまりゲームのポイントとしては”いかに早く4個のコマを並べるか”ではなく、”いかに相手が4個のコマを並ばないようにするか、どこまで耐えられるか”が勝負になります。
これらが○×ゲームと目的は同じでも、奥が深く戦略的なゲームになっている理由です。

戦略的だけどどこか温かい


基本的にサイコロやランダムにカードを引くなどの運の要素が全くありません。完全に戦略勝負のゲームです。
しかし①”相手が選んだコマを配置する”という二人のやりとりでゲームが進行していくこと、②どちらのプレーヤーのコマ・陣地かという所有者の概念が無く、二人で共通の場・コマでゲームが進んでいくこと、③結局はコマを配置するだけ&長くても16ターンで終わりというシンプルさが、ゲームに温もりを持たせているように思います。

インテリアとしてもGood

今回紹介しているものはQUARTO!”Mini”でボードサイズは”170×170mm”(箱:180×180×40mm)です。
このボードは木製で丁寧に作られています。裏面には四隅に脚(滑り止め)もついており質感も高いです。同様に16個のコマも木製で温かみがあります。
木製のボードとコマを箱から出して、リビングやダイニングのテーブルにさり気なく並べて部屋のインテリアの一つにもなります。家族との団欒やお客様が来たときなどに手軽に楽しむことができます。((Miniではない)通常サイズ(箱:5628x280mm)のQuarto!も同様に木製ですが、個人的にはMiniのサイズがベターと思います。(我が家のテーブルにはMiniサイズが丁度いいです。))

飾っていてもスタイリッシュ
ボードは木製
裏面の四隅には滑り止めつき

おまけ)他のシリーズも魅力的

このゲームはフランスのGIGAMIC社製です。この会社はQUARTO!以外にもシンプルでスタイリッシュなゲームを多くリリースしており、多くは日本でも購入可能です。

GIGAMIC社サイト https://www.gigamic.com/