ボードゲーム

ボードゲームレビュー 〜 “カルカソンヌ(Carcassonne)” 運と戦略のバランスがとれたドイツゲーム大賞(2001)受賞のドイツのゲーム

ボードゲーム”カルカソンヌ”の紹介です。これから購入を検討している人の参考になれば幸いです。

基本情報 

ゲームの目的・終了

引いたタイルと自分のコマ(ミープル)の配置により、都市・道路・修道院を完成させるとそれぞれのポイントが獲得できる。タイルがすべて場に置かれた時点で終了し、終了時点でポイントが最も高かった人が勝ち。

所要時間:35分

プレイ人数:2から5人用

オススメはやっぱり5人。3人でも4人でも楽しめるが、2人だとサプライズが少なくなり、戦略ありきの真剣勝負になりがち。

結論:買って大満足です

ゲームの流れが簡単 (毎ターンで行うこと)

 Step1 → Step2 → Step3

毎ターンで行うことはとてもシンプルです。
 Step1:裏向けられたタイルの山から1枚引く
 Step2:場に並べられたタイル(マップ)にタイルを配置する
 Step3:必要に応じてピープルを配置・回収する

これだけです。基本的にオプションで実行することもありませんので初心者にもおすすめ、またお酒を飲みながらや話しながらの”ながらゲーム”としてもGoodです。

持ち運びが簡単

 箱オープン 中身だけ

箱のサイズは190×275×65 mmです。箱をそのまま持ち運ぶには面倒なサイズです。しかし最低限必要なものはタイルとコマだけなので、箱から小さな袋や巾着に移し替えて持ち出すことが可能。
得点ボードは紙とペンで代用可能。(得点ボードもカルカソンヌの世界を表現していますので、ゲームの世界観は少し失われますが。)
友人宅や旅行先などにも持っていって楽しむことができます。

運と戦略のバランスがよい

これが一番のオススメポイントです。


・ランダムにタイルを引く
・他のプレーヤーの動きに左右される

戦略
・タイルをどこに置くか
・ミープル(コマ)をいつどのように配置・回収するか

この運と戦略のバランスがとてもいいと思います。また戦略についても選択肢が多すぎないのが好きです。

3人家族でもOK

我が家は夫・妻・息子(購入時8歳)ですが、家族3人で楽しむことができ、しばらくの間は我が家のヘビーローテーションでした。

デザイン

ドイツのゲームです。独特のオシャレな風合いがあります。
 ・コマ(ミープル)は木で作られていて温かみがあります。
 ・タイルの絵も手書きの風合いが残りイイ感じです。

おまけ)実際にカルカソンヌに行ってきました

購入してから知ったのですが、カルカソンヌはフランスに実際にある都市であり世界遺産です。ヨーロッパにいる間がチャンスと思い行ってきました。カルカソンヌの世界がゲームに忠実に反映されており感動です。実際には外から見た城塞都市全体の壮大感、中で感じるフランスの歴史の一端は、ゲームを知らなくても行く価値アリです。