オランダ駐在中、母親がオランダに遊びに来てはどうかという話が出ました。しかし人一倍心配性の母は、一人で国際線のフライトで旅をするのが怖いということでなかなか乗り気ではありませんでした。そこで渡航日程を調整・検討して、”日本→オランダ(往路)”はガク男の日本出張のタイミングとあわせて、ガク男が母を連れて一緒に渡航することにしました。しかし”オランダ→日本(復路)”はそういうわけにいきません。ガク男母が一人で日本まで帰らなければなりません。国際線さらにはKLM航空(日系の航空会社では無い)であり、フライトやフライト前後のプロセスが不安ということで、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
ということで”オランダ→日本(関西空港)(復路)”の段取り・プロセスをマニュアルにして渡すことにしました。
こちらはそのプロセスの紹介です。国や空港によってプロセスが異なりますが、一般的な国際線フライトの流れは掴むことができます。ツアーではなく、単独で海外から日本に帰ってくる方で、不安を抱えている方は参考にしてください。
”オランダ(アムステルダム)→日本(大阪/関西)”帰国手順マニュアル
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①フライト情報の確認
空港についたら電光掲示板を確認。Flight Departures(出発)(Arrival(到着)ではない)の掲示板で 自分のフライト”Osaka Kansai KL0867”の表示を確認する。
12-13はチェックインのカウンター番号。このチェックイン・荷物を預けるためにこのカウンターに向かう。
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②チェックインカウンタ入り口
ここからチェックインに進む(この写真はビジネスクラス用のカウンター入り口です。エコノミー用のカウンター入り口は別にあります。)。見送りの人が同行できるのはここまで、ここでお別れとなります。
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③チェックインカウンタ
ここでチケットを受け取ります。空いているカウンターに行ってパスポートを渡し、行先(OSAKA)を伝えます。
ここで荷物を預けます。(スキポール空港(オランダ)は、ビジネスクラスは係員の方が対応してくれますが、エコノミークラスは自動荷物預け入れ機を使います。)
④チケット受取
フライト番号(KL0867)、搭乗時間(14:09)、ゲート番号(G5)、座席番号(7G)を確認します。
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⑤手荷物・身体検査へ
ゲート番号(G)に向かって進む
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⑥手荷物検査
上着を脱いで、パソコン・タブレット端末などはカバンから出す。(今はパソコン・タブレットを出す必要がありません。)
ブーツは脱ぐように指示されるケースあり。
⑦イミグレーション/パスポートコントロール
日本人は機械の専用レーンあり。途中で列が分かれるので日本の国旗がある方に進む(もし止められたらパスポートを見せればOK)。パスポートの顔写真のページを開いて読み取り機に載せます。その後は日本語の指示に従って顔認証(写真撮影)を行えばOKです。
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⑧出国スタンプ
顔認証の後、ゲートを抜けるとカウンターがありますのでここで出国スタンプを押してもらいます。
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⑨搭乗ゲート確認
イミグレーション(パスポートコントロール)を抜ければ出国完了です。電光掲示板で搭乗情報を再確認します。写真の情報は左から出発時刻(搭乗時刻ではありません)・行先・便名・ゲートまでの徒歩時間・搭乗ゲートです。
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⑩搭乗ゲートに移動
ゲートに向かいます。いろいろな掲示板がありますが、とりあえずゲート番号に向けて進んでいきます。
⑪搭乗ゲートに到着
ゲートに到着したら念の為電光掲示板でフライト情報を確認します。
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⑫搭乗
搭乗時刻になったら並びます。エコノミークラスは水色(右側)のレーン、ビジネスクラスは赤色(左側)のレーンです。
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⑬日本到着・預入れ荷物受取
日本に着いたら一安心です。他の乗客の流れに沿って出口に向かいます。
イミグレーション(パスポートコントロール)を通り(ここも機械による自動です)、その後必要であれば入国スタンプを押してもらいます。(何かあったときの記録として残りますので、私は押してもらうことをおすすめします。)
電光掲示板を見て荷物受取テーブルの番号を確認、該当のテーブルで荷物を待ちます。
⑭出口(税関)
ここではパスポートを見せて税関書類を提出します。(事前に記入しておくことが必要です。)
抜き打ちで荷物を検査されることがあります。検査で開けることを想定して、ある程度整理して収納しておくことをおすすめします。
最後に。。。
国際線フライトのプロセスの中身と流れがわかっていれば、心配なく海外旅行を楽しむことができると思います。必ず新しい発見がある海外旅行を楽しんでください。
参考になった方は添付のPDFをダウンロードしてください。この記事をPDFにまとめています。
ちなみにガク男母は本マニュアルにて無事日本に帰国しました。。。